11月23日(日)ほ・ん・ば・ん!!!〜午前の部〜

本番当日。いい天気。
集合時刻の9時前からぞくぞくと出演者、スタッフが集まる。
一体何人が来るんだ?!
簡単な打合せを終え、REKスカーフ、名札、警備腕章を手に、各自持ち場につく。
スタンバイOK。子ども達はどれだけ来てくれるかな…


開演予定10時になるが、観客席は殆ど埋まらない。
子どもがいないのだ。
玉岡公民館副館長が冗談半分に
「下に行って、その辺を歩いてる子ども達を呼び込んできましょうか?」と仰る。
「でも、一人も歩いてまへんで〜。」
「……。」


開会の挨拶をする予定の林図書館長も行ったり来たり。
小池委員長の「開演を10分遅らせます」指示が出る。
ひとりふたり、親子連れが少しずつ増える。
入り口で「今から始めますから、どうぞ、どうぞ。」


かん、かん、かんかんかんかんかんかん………か〜〜〜ん。
始まりの拍子木が響く。
美人若手サクラちゃんの司会で始まり始まり。
林図書館長のご挨拶を皮切りに
こども歌舞伎「子宝童謡夢物語(こはたからわらべうたゆめのかけはし)」の開演。
市川箱登羅先生のご挨拶があり、いよいよプリティーガールズの子ども達が入場。
真白い可愛い顔に隈取をした歌舞伎化粧を施して
浴衣姿に番傘を持って花道から出てくる。
いよっ 待ってました!!


たった2回の練習だったのに、全員、長台詞を一言も漏らさず堂々と、次々に見得をきる。
台詞につまった場合助けるためにと黒子の田中さんが舞台で待機するも
誰一人お世話にならず。お見事!会場は拍手喝采
みんな、えらかったよ、すごかったよ。
これで歌舞伎の醍醐味を知った子ども達
来年度は、ええやん!しょうない こども歌舞伎一座の誕生か?
 
お次はマダム・ソレアさんの音楽漫談。
秋田弁混じりの優しいお声のお話と、ハワイのフラダンス。
会場は一気に和やかな雰囲気になる。
お寿司がおすすになる、秋田弁のカルチャーショック。
どんどんぱんぱん、どんぱんぱ〜ん♪
秋田民謡のドンパン節も飛び出して盛り上がる。
 
ここで午前の部は一旦終了。お待ちかね“こども幕の内弁当”を広げて
子どももおとなも一心にぱくぱく。
おいしいね〜♪ いっぱい食べようー。(午後の部へ続く・・・)
(furano55)