11月23日(日)ほ・ん・ば・ん!!〜午後の部〜

午後の部は、シアターワークそらまめの「夢袋」。
カッパくん、ウシくん、サルくんが出てきて健全な子ども劇だったのに
およよ?怪しげなマジシャンのおじさんが出てきて
ネタばればれのマジックショーをし始める。
会場の子ども達にやんや、やんやとやじられながら大盛り上がり。
舞台と観客席との境があっという間に消える。

ところが、今度はいきなり派手な化粧のおんな幽霊が出てきて
(実はマジシャンの亡くなった妻なのだ)
「あんた」「おまえ」とラブシーンさながら
「しょうない(大阪)ナイトクラブ」をマジシャンとデュエットで歌い始めるぅ??!
子ども達は『なに、これ?』とあんぐり口を開けたまま
やや引き気味だが舞台から眼が離せない…。
代わりに後ろのおっちゃん、おばさん達、涙を流さんばかりのバカうけの大うけ。
もう、舞台はしっちゃかめっちゃか。
これ、こども演芸会やんなぁ。

延々1時間の子ども&おとな劇が無事終了し
おとな達は笑い疲れ、子ども達はそのパワーに圧倒され、飲み込まれている。


お次は気分を変えて、五月家てんて季さんの創作落語「動物園」。
客席の中に、落語が大好きだからと
はるばる親子で東豊中からやってきてくれた男の子もいて
やっぱり落語の人気はすごいなあ。
最後の落ちに、会場がどっと笑いの渦になる。
あぁ、正当な(?)笑いや。いい感じ。

そして最後の演目はアニソンことアニメソングのシンガー、いわもとしんごさん。
若干29歳の元“市の職員さん”
ギター片手に子ども達と一緒にアニソンを次々と歌う。爽やか〜。
うん、こども演芸会らしいシメでよかった。

いよいよ、期待のお楽しみ抽選大会。
いつのまにか参加者の子ども達が増えていて、40名以上にもなっている。
しんごさんに抽選会のナビゲーター役をしてもらい
会場は抽選カードを握り締めた子ども達の熱気で最高に盛り上がる。
誰でも抽選会って好きなんだなぁ。
抽選会を最後に持ってきた企画は成功だね。(つづく)
(furano55)