「地球ママくらぶ」にボランティア参加しているママの声

「地球ママくらぶ」と聞いて、どんなグループを想像していただけますか?
「地球ママくらぶ」はここ日本だけでなく、この「地球」で暮らす国の垣根を越えたお母さんたちのグループを目指してネーミングされました。

地球ママくらぶのメンバーは2003年から始まった国際交流協会が主催している「多文化子育て支援ボランティア養成講座」に参加したメンバーがその講座に感銘を受けてその後も自分達で何か出来ないだろうかと集まったメンバーが始まりです。

この講座は、外国人に関わる基礎講座や外国人ママたちが置かれてる立場や現状(特に妊娠出産子育て)を知ったり外国人ママたちの直の声を聞いたりするものでした。
この講座は、とよなか国際交流協会の保育ボランティアの研修で参加した私には衝撃的でこんな私でも何か出きるのではないかと思って地球ママに参加しました。
毎年5月ごろ講座を開きたくさんの方が講座を聞いて、後ボランティアとして参加してくれています。最初は、引き込みがちになってしまう外国人ママたちが安心して子どもを連れて行ける場所を作る事が出来ないかと考え、遠足などを企画したところ岡町図書館からのお部屋の提供と、文化庁の「親子参加型日本語教室」の委託を受けて始まっていた「とよなかおやこでにほんご」とのコラボの話があり「おかまちおやこでにほんご」を立ち上げました。

いろいろな方々に活動にことを知ってもらうために「おやこでにほんご」では広報活動のために豊中まつりをはじめ、地域の祭りに参加しています。
外国人のお母さんたちが中心となったエスニック屋台などは好評で地域の方も楽しみにしてくれています。
また図書館と協働して開催する外国語のお話し会では、いろいろな国の言葉で読み聞かせをしたり
歌をうたったり手遊びをしたりしています。

「おやこでにほんご」が主な活動ですが、いろんなまつりやイベントに参加してみるとそこで活動している人たちと出会うことが出来ます。年代も性別も職業もばらばら。トラブルや衝突もあります。
でもみんなで一つの祭りやイベントを盛り上げるために何が出来るかを考えていこうと言う気持ちは同じような気がします。
小さいこどもを抱えた子育て中のママという大変な時なのに何か自分に出来る事はないかと集まったのですから目的を決めてそれに向かって何が出来るか、無理のない範囲でみんなで補い合いながら進んでいけばいいのではないかと思います。