こども演芸会 ワークショップ第2回目報告


11月8日(土)こども演芸会ワークショップ第2回目のご報告。
雨だからなぁ…
子ども達、来てくれるかなぁ…
ヤキモキと心配していたけれど、前回の倍の人数が来てくれた。

 今回は子ども歌舞伎のお師匠先生が来て下さり(ジーンズの上下にオレンジのマフラー姿のお洒落な先生!)
先生直筆の台本を子ども達一人一人に配って、じきじきにご指導頂いた。
達筆で書かれた台本、ちゃんとルビもふって下さっているけれど、縦書きの達筆な文を、果たして子ども達が読めるかしらん??

うららさんが先生の台本をもとに、日本語についてのお話から始め
発声の仕方まで話を進めて下さる。

子ども達は初めて見る難しそうな台本を興味深そうに手にして
読みにくい言葉は自分で書き直し、すごく真剣に取り組んでいる。


日本の言葉は五、七のリズムになりうること
それらは日本語を知らない外国人が聞くと
まるで音楽のようだといわれること
古来のこういう日本語の言葉やリズムは
現代の携帯やネットの言葉や、ヒップホップ等の音楽のリズムとは違うこと
声を出すには、お腹から出さなければ大きな声が出ないということ、などなど……

最初はうつむき加減でボソボソと、つまりながらセリフを言っていた子ども達も
時間の終わり頃には、しゃきっと顔を上げて姿勢もよくなり
部屋に響くような大きな声を出し
難しい言い回しをすらすらと言えるまでに。


すごいなぁ。
“文化は生きる力”

それは、昔の人々が人生を楽しむために作り出したものだから
現代の幼い子ども達にも、その魂が伝わるんだろうな。

最後に、子ども達は市川先生のお墨付きを頂き(!)、
また次回のワークショップでお会いしましょう、とお開き。


市川先生、うらら先生、
本当に今日はありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願いいたします。(furano55)