こども演芸会 ワークショップ第2回目報告


11月8日(土)こども演芸会ワークショップ第2回目のご報告。
雨だからなぁ…
子ども達、来てくれるかなぁ…
ヤキモキと心配していたけれど、前回の倍の人数が来てくれた。

 今回は子ども歌舞伎のお師匠先生が来て下さり(ジーンズの上下にオレンジのマフラー姿のお洒落な先生!)
先生直筆の台本を子ども達一人一人に配って、じきじきにご指導頂いた。
達筆で書かれた台本、ちゃんとルビもふって下さっているけれど、縦書きの達筆な文を、果たして子ども達が読めるかしらん??

うららさんが先生の台本をもとに、日本語についてのお話から始め
発声の仕方まで話を進めて下さる。

子ども達は初めて見る難しそうな台本を興味深そうに手にして
読みにくい言葉は自分で書き直し、すごく真剣に取り組んでいる。


日本の言葉は五、七のリズムになりうること
それらは日本語を知らない外国人が聞くと
まるで音楽のようだといわれること
古来のこういう日本語の言葉やリズムは
現代の携帯やネットの言葉や、ヒップホップ等の音楽のリズムとは違うこと
声を出すには、お腹から出さなければ大きな声が出ないということ、などなど……

最初はうつむき加減でボソボソと、つまりながらセリフを言っていた子ども達も
時間の終わり頃には、しゃきっと顔を上げて姿勢もよくなり
部屋に響くような大きな声を出し
難しい言い回しをすらすらと言えるまでに。


すごいなぁ。
“文化は生きる力”

それは、昔の人々が人生を楽しむために作り出したものだから
現代の幼い子ども達にも、その魂が伝わるんだろうな。

最後に、子ども達は市川先生のお墨付きを頂き(!)、
また次回のワークショップでお会いしましょう、とお開き。


市川先生、うらら先生、
本当に今日はありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願いいたします。(furano55)

 こども演芸会 ワークショップ第1回目報告

shounai-rek2008-11-10




10月25日 こども演芸会のワークショップの一回目。
久しぶりにしょうないREKのこども育成事業活動の常連さん達(子ども達)のうち、数人が集まってくれた。
最初に会った時、小さかった子達が、季節が変わって会うたびに、身長も伸び、幼児顔から少女顔になっていて、ヒールの高いサンダルを履くお姉さんになっている。

こども演芸会の仕掛け人・うららさんを講師でお迎えしてのワークショップ。
さて、何が始まるかな…
今いう日本の演芸は歌、舞伎や狂言お能、落語や漫才など。
いわゆる人々の“お楽しみ”のことを演芸っていうんだよ。
だから、J-ポップなんかだって、100年たったら演芸になるんだ。

歌舞伎や演劇などで、裏方さんとして活躍するのが黒子。
黒い衣を着ているから黒衣とも書く。黒い衣を着ているこの人は、その場にいるけれど“いない”という、舞台でのお約束。

舞台には上手、下手があること(じょうず、へた、じゃないぞ〜)
拍子木という板を打って、始まりと終わりを合図すること、
演目が書かれている紙を“めくり”ということ
これらは黒子と切っても切れないご縁がある舞台のしくみやきまりごと。

ふ〜ん、ふ〜〜〜〜ん、
最初は、ちょっと戸惑っていた子ども達も
番傘を開いて見えをきったり、拍子木のきざみといううち方を体験したり、めくりに演目を書き込んだりしているうちに
どんどん演芸の世界に引き込まれていくのがわかる。

当日は君達が主役で頑張ってくれなきゃとうららさんに激を飛ばされて、
ワークショップが終わる頃には、みんな、すっかりその気になっている。
楽しみ♪楽しみ♪
ここ庄内で、どんなこども演芸会がお目見えするやら。
この庄内公民館が、地元の子ども達の笑顔でいっぱいになるといいなぁ(furano55)

わがまち豊中

shounai-rek2008-11-07


<市域>
東西6km 南北10.3キロメートル 面積36.6km2 (全域市街化区域)海抜1〜134m
<市制施行>
昭和11年(1936)10月15日、豊中町、麻田村、桜井谷村、熊野田村が合併、豊中市
<市名のいわれ>
豊島の名が文献にみられるようになったのは和銅5年(712)太安万侶が撰上した古事記中巻からで、その後、神護景雲3年(769)称徳天皇が豊島の人15人に姓(かばね)を賜わった記録が続日本紀にみられる。
明治維新を迎え、廃藩置県後、明治22年に摂津国豊島郡新免村、南轟木村、山上村、桜塚村、岡町村の5か村を合併して豊中村が置かれた。「豊中」の地名が生まれたのはこのときで、豊島郡の中央にあたるところから名付けたと伝えられている。
<位置と気候>
豊中市大阪府の中央部の北側、神崎川を隔て大阪市の北に位置し、東は吹田市、西は尼崎市伊丹市、北は池田市箕面市に接しています。
地形は北東の千里山丘陵部、中央の豊中台地、西・南の低地部とからなっています。千里山丘陵は箕面山脈の断層崖下に半円形状に南に開き、海抜134メートルの新千里北町から大阪湾に向かってゆるく傾斜しています。
地質は古期洪積層で、大阪層群と呼ばれる主に海成砂れきと粘土の互層からできています。その西縁部に分布する標高50メートルから20メートルにゆるく傾斜した新期洪積層の段丘が豊中台地と呼ばれ、市街地の中心になっています。
気候は四季を通じて温和で、雨量も少ない瀬戸内式気候。平均気温は15.4度、月平均降水量は110.3ミリ(平成8年)です
<日本で1番>
高校野球発祥の地
高校ラグビー・サッカー発祥の地
高校アメフト発祥の地
マチカネワニ
千里ニュータウン
(出典:豊中市ホームページより)

豊中市ホームページhttp://www.city.toyonaka.osaka.jp/top/index.html

子ども演芸会を開催します

shounai-rek2008-11-04


今月23日(日)豊中市庄内公民館において、子どものための子ども演芸会を開催します
今回コーディネーターとして協力していただいた、うららさんがお寄せくださったコラムを以下にご紹介します。

日本に古くから伝わる芸能、たとえば、歌舞伎、落語、三味線、日本舞踊などは、すぐに思い浮かびますね。
それから、親戚のおじいちゃんお得意の詩吟、お正月に遊ぶ百人一首の和歌、「男はつらいよ」の寅さんがしていたバナナのたたき売りの口上だって伝統芸能
様々な芸能は、どれも昔から人々が楽しんできたから今日(こんにち)まで伝えられてきたものです。(面白くなきゃ、とっくに忘れられているはず!)
その面白い伝統芸能を、子ども達に楽しんで欲しいと思います。
子どもに伝統芸能なんて、難しい? いいえ、そんなことはありません。
難しいと思うのは、今まで触れる機会がなかっただけ。
伝統芸能の面白さは、単に「笑い」だけではありません。
うわ!歌舞伎ってスゴイ化粧だな〜狂言の泣き方って変なの〜抹茶って苦いわ〜能面はなんか怖い・・・そこには、驚きと発見がいっぱい。
子ども達には、面白いことに気持ちが大きく動く体験をたくさんして欲しいと思います。それは、辛い思いをした時に乗り越える力になると信じます。
面白いことや楽しいことに大きく心の針の振れた分だけ、悲しいことや苦しいことに心の針が振れても、大丈夫。
心の天秤は、ひっくり返りません。
さぁ、伝統芸能体験しましょう!子ども達にとって伝統芸能は、きっと宇宙と同じくらい驚きや発見にあふれていることでしょう。(瓦版:ええやん!しょうない10号より転載)

言うだけ番長。

はじめまして。
しょうないREKの「言うだけ番長」です♪

しょうないREKが始まった当時は
4・6・7歳だった子どもたち。
子育ては真っ最中、たくさんの行政の方たちと事業を進めていくということに
右往左往の日々でした。

あれから4年が過ぎ
グループの中でイチバンえらそうに、モノを言うだけ人間になってしまいました(ゴメン)

家は小さな町工場を経営、絵に描いたような「さんちゃん町工場」なので
毎日、工場へ出勤して伝票をかいたり電話番したり
忙しいときには機械を動かしたり(そんなたいそうなモンではない)
細かい部品と格闘したり・・・

子どもたちの小学校(3人全員小学生!)ではPTAの役員を。
この不景気で、週に何回かはよそで数時間の出稼ぎをし
スケジュール帳がいつも予定でいっぱいいっぱいの日々を過ごしております

「無理だとおもったら、いつでもやめていいよ。」
と言われて始まったこの協働事業も
あれよあれよと年数がたち、実績を重ね、ここまで続けてしまった!

知らぬ間に、すっかり「しょうないREK」にはまってしまっていた私。

言いたいこといって、横柄な私に付き合ってくださっているみなさん、ありがとう♪
家のこともほったらかしで、ほっつき歩いている私を
またかよという顔してみながらも、許してくれてるダンナとこどもたち、ありがとう♪
(sabaaimama)

「地球ママくらぶ」にボランティア参加しているママの声

「地球ママくらぶ」と聞いて、どんなグループを想像していただけますか?
「地球ママくらぶ」はここ日本だけでなく、この「地球」で暮らす国の垣根を越えたお母さんたちのグループを目指してネーミングされました。

地球ママくらぶのメンバーは2003年から始まった国際交流協会が主催している「多文化子育て支援ボランティア養成講座」に参加したメンバーがその講座に感銘を受けてその後も自分達で何か出来ないだろうかと集まったメンバーが始まりです。

この講座は、外国人に関わる基礎講座や外国人ママたちが置かれてる立場や現状(特に妊娠出産子育て)を知ったり外国人ママたちの直の声を聞いたりするものでした。
この講座は、とよなか国際交流協会の保育ボランティアの研修で参加した私には衝撃的でこんな私でも何か出きるのではないかと思って地球ママに参加しました。
毎年5月ごろ講座を開きたくさんの方が講座を聞いて、後ボランティアとして参加してくれています。最初は、引き込みがちになってしまう外国人ママたちが安心して子どもを連れて行ける場所を作る事が出来ないかと考え、遠足などを企画したところ岡町図書館からのお部屋の提供と、文化庁の「親子参加型日本語教室」の委託を受けて始まっていた「とよなかおやこでにほんご」とのコラボの話があり「おかまちおやこでにほんご」を立ち上げました。

いろいろな方々に活動にことを知ってもらうために「おやこでにほんご」では広報活動のために豊中まつりをはじめ、地域の祭りに参加しています。
外国人のお母さんたちが中心となったエスニック屋台などは好評で地域の方も楽しみにしてくれています。
また図書館と協働して開催する外国語のお話し会では、いろいろな国の言葉で読み聞かせをしたり
歌をうたったり手遊びをしたりしています。

「おやこでにほんご」が主な活動ですが、いろんなまつりやイベントに参加してみるとそこで活動している人たちと出会うことが出来ます。年代も性別も職業もばらばら。トラブルや衝突もあります。
でもみんなで一つの祭りやイベントを盛り上げるために何が出来るかを考えていこうと言う気持ちは同じような気がします。
小さいこどもを抱えた子育て中のママという大変な時なのに何か自分に出来る事はないかと集まったのですから目的を決めてそれに向かって何が出来るか、無理のない範囲でみんなで補い合いながら進んでいけばいいのではないかと思います。

地球ママくらぶ

「地球ママくらぶ」のご紹介

2003年からとよなか国際交流協会が主催している
「多文化子育て支援ボランティア養成講座」に参加し
その後自分たちで何かできないだろうかと集まったメンバーで始まりました。

登録メンバー(約30名)はすべて子育て中の母親で構成されており
母親たちの社会参加へのきっかけとなる活動になっています。

2002年より文化庁の委嘱により始まった親子参加型日本語教室である
「おやこでにほんご」の活動に参加し、委嘱期間は終了しまたが
現在も岡町図書館・庄内図書館において国際交流協会と連携しながら
外国人親子への支援事業として継続されています。

活動の目的としては、次の3点を軸にしています。
♪外国人が求めている情報の提供やいろいろな活動や交流を行うことでお互いの文化や習慣を知り地域での多文化共生をすすめる。
♪地域に暮らす日本人と、外国人親子の共生のための居場所づくりをする。
♪国籍にかかわらず、相互に助け合ったり学びあったりする場づくりをする。